mixiのマイミクさんの日記で宇宙飛行士の言葉を紹介していました。
転載可能ということで私も感動したので是非皆さんにも・・・分かち合いたく思います。
なぜ感動したのか、、私たちはあくまで地球の上に立ってしか地球を見ることが
できません。または飛行機からですね。飛行機も惑星としての丸い地球を見ることが出来ません。
地球を宇宙から丸い天体として見ることが出来た人間はこれまでもごくわずかです。それは宇宙飛行士です。彼らの地球への思い紹介します。そして宇宙の中の稀有な青く水と命を携えた地球へ
思いを馳せてみませんか?感謝と愛をささげみませんか?いつも無条件の愛を放ってくださっています。


今年の富士登山のご来光・・
『地球/母なる星』
〜宇宙飛行士が見た地球の荘厳と宇宙の神秘〜
竹内均監修 ケヴィン・W・ケリー企画編集
小学館 1988年12月初版発行(絶版)
定価 5,970円(当時) ◆私がいちばん心を打たれたのは、宇宙の静寂である。それは地球上で出会ったことのない静けさだった。あまりに大きく、底知れぬ深さを持つ静寂だった。自分の心臓が激しく鼓動を打ち、血管が脈動する音が聞こえた。筋肉が動いてたがいにこすれ合う音さえ聞こえるような気がした。想像をはるかに越える、おびただしい数の星が満天にきらめいていた。空は深い黒だというのに、同時に太陽光線で明るかった。地球は小さく、淡い青色で、心細げにひとりぼっちだった。あれが私たちのすみかだ。なんとしても守らねばならない聖なる家だ。地球は非の打ちどころなく丸かった。宇宙から地球を見て、「丸い」ということばの意味が私にははじめてわかった。
アレクセイ・レオーノフ(ソ連)
◆私がもっとも鮮明に覚えていることの一つは、月面に立って地球を振りかえったときのことだ。なんと遠いのかと思った。そのはるかなへだたりに、私は感銘を受けた。月の上に自分が立っていることが、現実ではないように思われた。何度も私は月の表面で独り言をいった。これは月で、あれが地球だ。私は確かにここにいるのだと。
アラン・ビーン(アメリカ)
◆なぜ私たちがここにいるのか、今わかった。それは月をくわしく見るためではない。振り返って、私たちの住みかである地球を見るためなのだ。
アルフレッド・ワーデン(アメリカ)
◆サハラ砂漠の砂嵐で巻き上げられたオレンジ色の雲が、気流でフィリピン上空まで運ばれ、雨で地上に降っていくのを見た。そのとき、私たち地球人はみんな同じ船で旅をしているのだと悟った。
ウラジミール・コヴァリョーノク(ソ連)
◆最初の一日か二日は、みんなが自分の国を指していた。三日め、四日めは、それぞれ自分の大陸を指さした。五日めには、私たちの念頭にはたった一つの地球しかなかった。
スルタン・ビン・サルマン・アル=サウド(サウジアラビア)
◆はじめて窓の外を見た私は、圧倒されてしまった。中国の話に、若い女の子をいじめるために送られた男たちが彼女の美しさに打たれ、彼女を傷つけるどころか護衛になってしまったという話がある。宇宙からはじめて地球を見て、私も同じように感じる。この地球を愛し、たいせつにせずにはいられない。
テイラー・ワン(中国/アメリカ)
◆地球を見ていると、宇宙の闇に浮いているクリスマス・ツリーの飾り玉を思い出した。遠ざかっていくにつれ、地球は小さくなって、とうとうビー玉ほどに縮んでしまった。想像できないほど美しいビー玉である。美しく、暖かく、そして生きている。それは非常に脆くてこわれやすく、指を触れたら粉々に砕け散ってしまいそうだった。これを見れば、人はだれでも考え方が変わるはずだ。神の天地創造と神の愛に、心から感謝せずにはいられなくなる。
ジェームズ・アーウィン(アメリカ)
◆宇宙船のなかでは、地球の夢ばかりみた。
ウラジミール・リャーホフ(ソ連)
◆宇宙から地球を見ていると、この地球に生まれて死んでいった人々、現在生きている人々、これから生まれる人々を思う。そして、自分はその無数の人間のひとりであると改めて思う。次に考えるのは、私たちの存在はなにかということあり、短い生を精いっぱい楽しみ、かつ十分に他と分かち合って生きるにはどうしたらよいか、ということである。
ロドルホ・ネリ=ベーラ(メキシコ)
◆地球の自然は、私たちに限りなく優しかった。人類が出現し、直立し、たくましく進歩するのを助けてくれた。自然は何10億年の進化の足どりのなかでたくわえたものを、惜しみなく人類に与えてくれた。そのおかげで、私たちはたくまくし強力になった。だが私たちは、この自然の恵みにどのように報いたのだろうか。
ユーリ・グラズコフ(ソ連)
◆宇宙で過ごした8日間のうちに、私がまず第一に気づいたのは、宇宙をよりよく知るには、高い視点が必要だということだった。地球の病んでいる部分を知り、近くでは決して見ることのできないものを見るためである。地球の美しさを愛でるだけでなく、自然をすこしでも傷つけてはならないということよく知るためにも、それは必要である。
ファン・トアン(ベトナム)
◆見下ろすと、大河がゆるやかに蛇行し、一つの国から別の国へとどまることなく流れていた。また、巨大な森林地帯が国境をいくつも越えて広がっていた。大洋が異なるたいりくの岸を洗うのも見た。二つのことばが頭に浮かんだ。「共有」と「相互依存」だ。私たちは一つの世界なのだ。
ジョン=デヴィド・バートゥ(アメリカ)
◆宇宙を飛行していると、飛行士のものの考え方や感じ方はすっかり変わってしまう。宇宙から太陽や星や地球をながめていると、生命の不思議に打たれる。そして、いっそう生命をいとおしみ、他人に対してはより優しく忍耐強くなる。すくなくとも、私の場合はそうだった。
ボリス・ヴォリノフ(ソ連)
◆暗く冷たい宇宙の真空のなかに浮かんでいる地球を見たとき、私の心の世界は大きく広がった。しかし考えてみれば、私の国の豊かな伝統のなかには、作られた境界線や偏見を超えてものを見よという教えがある。かならずしも宇宙に出なくとも、人は心を広くもつことはできるはずだ。
ラケシュ・シャルマ(インド)
◆私たちはコンサートやポピュラー音楽など、さまざまな種類の録音テープを船内に持ち込んだ。一番よく聞いたのはロシア民謡だった。また、雷鳴や、雨や小鳥のさえずりといった、自然の音の録音テープも持っていった。テープをかけた回数はそれらがもっとも多く、決して聞きあきることはなかった。それを聞いていると、まるで地球に戻ったような気がした。
アナトリー・ベレゾヴォイ(ソ連)
◆雲はいつも変わる。光も刻々と変わる。雪が降ることもあれば、雨も降る。地球のイメージは、頭の中で固定することはできない。
ウィリアム・ポーグ(アメリカ)
◆私たちの菜園に若芽が出た。菜園にはカブと大根とキュウリなどを植えていた。豆の芽がみずみずしい茎に固くまいた葉をつけて、土のなかから顔を出していた。元気よく芽ぶいた小麦は、まるで緑の光線のように見えた。私は、その若芽を手のひらでさわるのが好きだった。くすぐったい感じが、なんともいえなかった。
ヴァレンチン・レベジェフ(ソ連)
◆レベジェフは、これまで植物を育てたことがなかった。しかし、宇宙ステーションでは、毎朝目が開くか開かないうちに、「オアシス」装置のところへ急ぐのだった。彼はそこに、豆とカラスムギを植えていた。
アナトリー・ベレゾヴォイ(ソ連)
◆地球上の生命を育てているこの宇宙船の菜園が、どんなに大きな楽しみだったか、なかなかわかってもらえないだろう。菜園を見にいくとき、「さあ、森へ散歩に行こう」と言ったりしたものだ。地球の緑を見て育ったわれわれは、植物を見ると心がやすまる。ちっぽけな植物のそばで横になるだけで、心がなごんだ。
ゲオルギ・グレチコ(ソ連)
◆私たちは実験のため、小さな魚を何匹か宇宙ステーションに持ち込んでいた。2週間ほどすると、魚は次々と死に始めた。とてもかわいそうな気がした。なんとしても助けたいと思い、あらゆる手を尽くした。地球ではさんざん魚釣りや狩猟を楽しんでいた連中なのに、地球を遠く離れて心細い思いをしていると、どんな形であれ生命というものがいとおしく、たいせつになってくる。
ヴィタリ・ツォロボフ(ソ連)
◆白いねじれ雲とブルーの陰影が果てしなく広がる大洋を見渡していると、すべてを忘れてしまう。宇宙船内の機械の騒音、無線の会話、自分が呼吸する音さえも意識から消えてしまう。自分が地球と繋がっていることを示すものはなに一つない。風も寒気も匂いもない。感情から一切隔絶された高みを飛行している。はるかなるオリンポス山の上にいるのだ。それなのに感動せずにはいられない。眼下で絶えず動いているあの大胆な地球の絵模様に、自分がどれほど深く愛着を感じているか。それは、自分でもほとんど信じられないほどであった。
トーマス・スタフォード(アメリカ)
◆私たちはアメリカ大陸の上空を飛んでいた。雪が見えたのはそのときだ。宇宙からはじめて見る雪だった。軽やかにさらさらと、雪は土地の輪郭や川の流れをぼかしていた。私は考えた。晩秋、人々は忙しく冬の準備をしているのだろう。数分後、私たちは大西洋上を経て、ヨーロッパ、ソ連の上空を飛んでいた。私はアメリカに行ったことはないが、アメリカでも秋や冬がやってくることは変わるまい。そして冬支度も同じようなものだろう。急にこう気がついた。われわれはみな同じ地球のこどもなのだ。どこの国であろうとそれは問題ではない。私たちはみな地球のこどもである。そして、地球はわれわれの母なのだ。
アレクサンドル・アレクサンドロフ(ソ連)
◆私は星が故郷だということを知っている。星について学び、宇宙旅行のときは、星を目じるしに航行した。空をながめれば自分の位置がわかる。月を見上げても位置がわかる。私にとって、それは抽象的で、ロマンチックな考えだけではない。私には非常に現実的なことなのだ。この意味で私の故郷は広がったともいえる。
ユージーン・サーナン(アメリカ)
◆仰ぎ見ると、空は果てしなく広がっている。われわれは、ごく当たりまえのように、意識もせずに呼吸している。そして、空気の広がりはどこまでも続いているかのようになんとなく思い込んでいる。ところが、宇宙船に乗り込んで地球を発てば、10分もたたないうちに大気の層を突き抜けてしまう。その向こうにはなにもないのだ!大気のかなたに広がるのは虚無と寒気と暗闇だけである。一見「果てしない」と見える青空。私たちに空気を与え、無限の暗黒と死から守ってくれるその大気は、実は限りなく薄いフィルムにすぎない。この繊細なうすぎぬのような覆い、この生命を守ってくれる薄膜をほんのわずかでも損なうのは、きわめて危険なことだ。
ウラジミール・シャタロフ(ソ連)
◆飛び立つ前から、地球がどんなに小さく壊れやすいものであるか、私にはわかっていた。しかし、宇宙から地球を見て、そのたとえようもない美しさともろさをこの目で見たとき、地球を未来の世代のためにいつくしみ守ることこそ、人類のもっとも緊急な課題であると私ははじめて痛感した。
ジクムント・イエーン(東ドイツ)
◆マダガスカル島は今のところ熱帯林の緑におおわれているが、そう長くは続くまい。森林破壊の進んだ地域が侵食されて、流出したヘドロで周りの海水が汚濁し、血のような暗赤色をしている。それにしても、地球上にはなんと大きな砂漠があることか。アフリカ上空で、熱帯雨林の大きな緑の広がりは見ることはできない。北アフリカにはサハラ砂漠、南西アフリカにはナミブ砂漠、それに南部と東部アフリカには半乾燥の草原地帯が見える。
カール・ハインツ(アメリカ)
◆アフリカは、砂嵐と乾燥しきった地域のため病んでいる巨人のように見える。
ロバート・オーヴァマイヤー(アメリカ)
◆生まれてはじめて、私は水平線がまるくカーブしているのを見た。カーブを強調しているのは、ダークブルーの光の細い筋。それこそ、地球を取り巻く大気である。これは私が今までさんざん聞かされてきたような、果てしなく広がる空気の層ではなかった。私はその頼りない外見に戦慄を覚えた。
ウルフ・マーボルト(西ドイツ)
◆この美しさを構成しているのは、不思議なバランスを保つ柔らかい色と鮮やかな色の微妙な陰翳である。この眺めの清らかさと壮麗さを真に理解できるのは、天真らんまんなこどもだけであろう。
パトリック・ボードリ(フランス)
◆はるか月面から私たちの星、地球を見たとき、私は神性を感知した。
エドガー・ミッチェル(アメリカ)
◆夜の地球は昼間の地球より、なおいっそう不思議に見える。いつもどこかで嵐が起こっている。稲妻の閃光が時には大陸の4分の1もおおってしまう。初めはこれが噴き上がる水しぶき、雄大で壮麗な自然の擾乱現象であるかのように見える。一方、宇宙船内は静かだ。すべてが静まりかえり、目の前に光のショーがたんたんと繰り広げられていく。ふと、眼下の稲妻は自然の嵐ではなく、爆弾のさく裂ではないかという思いにとらわれる。いや、いや、そんなことがあってたまるか。私たちのかけがえのない地球の上空で燃え立つのは、極光と稲妻だけにしておかねばならないのだ。
ウラジミール・シャタロフ(ソ連)
◆宇宙の暗闇のなかでも地球がどこにあるかはすぐにわかるにちがいない、と私はなんとなく思い込んでいた。地表に灯火や反射光が見つかるだろうし、さもなければ太陽光線が地平線からもれ出してくるものと考えた。ところが、そんなに簡単ではないのだ。実際に私が見たのは、想像を絶する暗黒だった。この暗闇のなかで地球を見つけるには、星をたどって、それがとぎれるところまでいくとよい。星がとぎれるのは、地球がその光を遮っているからだ。
ジョセフ・アレン(アメリカ)
◆外に目をやって、無数の輝く天体をちりばめた黒い宇宙空間をながめたとき、私は荘厳さに打たれた。しかし、それは私を拒絶する冷たい世界だった。眼下には、暖かく迎えてくれる地球がある。あの薄くて、動く、そして、信じられないほどもろい生物圏の殻のなかにこそ、人間にとってたいせつなすべてのものがある。そこにこそ、生命があり、あらゆる善きものが存在する。
ローレン・アクトン(ソ連)
◆着陸モジュールが着地し、ちょっと揺れて静止したとき、不思議な充足感がこみ上げてきた。天気はかなり悪かった。しかし、地球のにおいがした。たとえようもないほど甘美でうっとりとするようなにおいだった。そして、風。宇宙に長く滞在したあとに肌で感じる地球の風は、ほんとうに心はずむ思いがした。
アンドリアン・ニコラーエフ(ソ連)
◆ふたたび私は地上に立った。なんだか少々足もとがおぼつかなかった。見渡すかぎり、灰色をした秋の大草原が広がっている。潅木も樹木も木は1本もない。目に入ったのは捜索・救助用のヘリが1機だけ。大地を見て、私はむしょうにうれしくなった。ふわふわした初雪が、大地をかすかにおおっていた。思わず私は、大地の上に転がって、大地を抱きしめ、頬を押し付けたくなった。
ゲオルギ・ショーニン(ソ連)
◆これは知識として頭だけで理解したことではない。これは違うぞ、という非常に深い本能的な思いが、腹の底から突然こみ上げてきたのだ。地球という青白い惑星がかなたに浮かぶのを目にし、それが太陽を回っていると考えたとき。その太陽が漆黒のビロードのような宇宙の遠景に沈むのを見守ったとき。宇宙の流れやエネルギーや時間や空間には目的があることを肌で感じたとき。そしてそれが人間の知的理解を超えていると悟ったとき。地球への帰還の途中、24万マイルの空間を通して星を見つめ、振り返って今向かいつつある母なる星、地球をながめたとき、宇宙には知性と愛情と調和があることを私は身をもって知ったのである。
エドガー・ミッチェル(アメリカ